Panasonic DMC-FX30 レビュー第2弾

今回は第二弾のレビューと言うことで、購入してから約1ヶ月、結構使い込んできて色々と見えてきた部分もあるので、その辺を中心に感想などを。
ちなみに前回のファーストインプレッション的な評価・感想はコチラ

前回はネガティブな面ばかりが気になってしまっていたが、使い込んでいるうちに良い点も次々と出てきた。

まず、動画の画質
前に使っていた三洋のデジカメ「DSC-SX150」や「DSC-MZ3」に匹敵するほどの動画画質。それらと同じ「QuickTime Motion JPEG」を採用しているためか。コレだけでかなりポイントアップ。後で見て楽しいのは、静止画よりもやっぱり動画のほうが上。
ちなみに4:3での最高画質、「640×480画素 30フレーム/秒」で撮影すると、
1秒で約1〜1.5M前後。1分で約80〜90メガ前後。だから動画ばっかり撮っていると、あっという間に手持ちの512MのSDメモリーカードがいっぱいになってしまう。

ってことで、amazonでハギワラシスコムの2GのSDカードを購入。
なんと3980円!どうしてamazonはこんなに安く出来るんだろうか?

楽天などで検索しても送料無料でここまでの値段はなかなかない。聞いたことのないメーカーのものはかなり安く売っているようだが、さすがに旅の思い出などをその信用できないメーカーのメモリカードに託すことは出来ない
その点、ハギワラなら安心♪

次の良かったのは、シーンモードの「パーティ」モード。買って2日後に結婚式に出席したのだが、室内の明るすぎない暖かな色彩感が実にうまく出て、見た目とほぼ同じ感じで撮影が出来る。フラッシュも炊かれるので、被写体ブレが起こりにくく、ISOが低めになるためノイズも出にくく、いい写真がたくさん撮れた。他にもたくさんのシーンモードが搭載されているので、今後も試していきたいと思う。

でもやっぱり電池の持ちは心許無く、FX30の前に使っていたFUJIFILM FinePix F10、そのまた前のCASIO EXILIM EX-Z40に比べると、
「また充電?!」
と言う感覚。

動画が電池を大量に食っているのか、512Mのメモリがいっぱいになる前に電池マークがひとつ減る。
とは言え、1日フルに使っても電池がゼロになることはなさそうなのと、充電器がとてもコンパクトなので、旅行などに行く際には充電器を持って行けばいいのだが。

あと気になることがひとつ。動画を撮ると、サムネイル用と思われる640×480の静止画が勝手に生成され、パソコンに取り込むとその画像まで一緒取り込まれてしまう。毎回パソコン側で消しているのだが、なんとかならんもんかねぇ・・・。

それと、縦にカメラを構えて撮った画像が自動で縦に記録されるんだけど、コレには設定があって、デジカメ上での表示設定は解除できてもパソコンに取り込むと縦のまんまになってる。これも今まで使ってきたデジカメにはなかったことなのでチョット慣れるまでは気持ち悪い。この機能って、デジカメに縦横センサーみたいなものが入ってるのかなぁ?

でもなんだかんだ言っても、使い込んでいくうちに
使えるカメラ
になってきた感じ。
ダイアル式のモード切替も慣れてしまえば問題ない。


長くなりましたが今回の評価はここまで。
また使い込むうちに気付いた点などがあればお知らせしまーす。